Cozre Report
調査レポート

子どもにオシャレをさせたい親は98.5%。親の年齢が若いほど、子どもにオシャレをさせたいと思う割合が高い。


1.はじめに

オシャレで安い子どものファッションコーデがSNSなどでも注目されており、ママパパの子どものファッションへの関心度は依然として高い状況です。ママパパは子どもの服や靴を購入する際にどのようなことを重視しているのか、子どものファッションで優先・重視するのは「価格?品質?」「キャラ物はあり?なし?」、ファッションにかける金額など、子どものファッション事情について調査をしました。コズレでは、様々な角度から「子どものファッション」について調査を行い、その分析結果をご報告いたします。

2.調査

調査主体 :弊社コズレ子育てマーケティング研究所
調査方法 :インターネットリサーチ
調査対象 :妊娠中または子どもがいるママパパ
調査期間 :2019年3月28日(木)~2019年5月7日(火)
有効回答者数 :2713

3.トピック

・子どもに「オシャレをさせたい」ママパパは98.5%と大多数

・女の子のママパパのほうがオシャレをさせたいと思う人の割合が高い

・子どもが1歳以下のママパパは半数以上が「オシャレをさせたい」と回答

・親の年齢別で見てみると、若いママパパほど「子どもにオシャレをさせたい」と考えている

・ファッションの参考にしているもの・したいものは、第1位「SNS(InstagramやWEARなど)」で59.9%

子どものファッションでは、価格と品質なら「価格」、キャラ物はなしとありなら「キャラ物はなし」を優先・重視

・お揃いコーデへの興味が「ある」が87%で、親の年齢が若いほど興味のある方の割合が高い。

・子どものファッションについての悩み 第1位は「長い期間着られないのに服や靴などの価格が高い」で61.7%

・子どもの服や靴の購入先は、「子ども用品の専門店」と「ファストファッションのお店」が2強

・ママパパが子どもの服や靴を購入する際に一番重視するのは、男の子は「価格」、女の子は「デザイン」

・服や靴などを購入する際にデザイン・柄・色などを決めることが多いのは「ママ」が87.0%

・子どもの服や靴を購入する際、自分の子どもの場合とプレゼントの場合では重視するポイントに差がある

・服や靴などに年間にかける金額で最も多いのは、子どもに書ける金額も大人にかける金額も「1万円~3万円未満」

・世帯年収が上がるほど、服や靴などにかける金額も高くなる

4.結果・考察

子どもに「オシャレをさせたい」ママパパは98.5%と大多数

自分の子どもにオシャレをさせたいかを伺ったところ、子どもに「オシャレをさせたい」が60.6%、「どちらかというとオシャレをさせたい」が37.9%となり、合算して98.5%の方が「子どもにオシャレをさせたい」と考えていることが分かりました(図1)。多くのママパパが子どものオシャレに関心を寄せていることがこの結果から分かります。

調査図1

女の子のママパパのほうがオシャレをさせたいと思う人の割合が高い

「オシャレをさせたいと思う」と回答している男の子のママパパは58.2%であるが、女の子のママパパは64.4%(図2)。女の子のママパパのほうがオシャレをさせたいと思う人の割合が高いことが伺える結果となりました。

調査図2

子どもが1歳以下のママパパは半数以上が「オシャレをさせたい」と回答

子どもの年齢別に見てみると、「させたいと思う」と回答した方の割合が1歳以下は半数以上(図3)。カバーオールやロンパース、女の子であればカボチャパンツやベビーブルマなど、赤ちゃんの頃しか着ることのできない服があり、子どもの成長スピードが特に速く服や靴を買う機会が多いので納得の結果です。また、2歳以降は子どもが動き回って洋服を汚したり、子ども自身の好き嫌いがはっきりしてきたりすることもあり、「どちらかというとさせたいと思う」という回答が増えたものと推測されます。
調査図3

親の年齢別で見てみると、若い年齢のママパパほど「子どもにオシャレをさせたい」と考えている

親の年齢が若いほど「自分の子どもにオシャレをさせたい」と思う方の割合が高いという結果になりました(図4)。今回は大人自身のオシャレへの関心度を質問していないので本当のところは分かりませんが、もしかしたら大人自身のオシャレへの関心度と子どものオシャレへの関心度は比例するのではないかと推測できます。

調査図4

※回答者(親の年齢別)/20歳未満:22名、20代:1077名、30代:1442名、40代以上:172名

ファッションの参考にしているもの・したいものは、第1位「SNS(InstagramやWEARなど)」で59.9%

子どものファッションの参考にしているもの・したいものとしては、「SNS(InstagramやWEARなど)」が59.9%で第1位(図5)。20歳未満や20代のママパパでは7割以上がSNSと回答しており、先の「若い年齢のママパパほど子どもにオシャレをさせたいと思っている」という結果も踏まえると、「20歳未満や20代のママパパはSNSなどで情報を収集・発信する方が多く、そういった影響を受けて子どものオシャレにも関心が高い」という仮説を立てられるのではないでしょうか。

調査図5

子どものファッションでは、価格と品質なら「価格」、キャラ物はなしとありなら「キャラ物はなし」を優先・重視

自分の子どものファッションで優先・重視するものを伺ったところ、価格と品質では「価格」と回答した方が71%と多数派に。機能性とデザイン性では「機能性」と回答した方が66%。キャラ物はなしとありでは「キャラ物はなし」が52%でやや優勢。男の子のママパパではちょうど半々に。親の好みと子どもの好みでは「親の好み」が56%となり、男の子のママパパのほうが親の好みで購入している方の割合が女の子のママパパに比べてやや高くなりました。(図6)

調査図6

お揃いコーデへの興味が「ある」が87%で、親の年齢が若いほど興味のある方の割合が高い。

ママパパと子ども、兄弟姉妹などでのお揃いコーデへの興味を伺ったところ、「ある」という回答が87%に(図7)。お揃いコーデとは親子リンクコーデとも呼ばれており、例えば、親子で同じ絵や柄のTシャツを着たり、兄弟姉妹で色違いの服を着せたり、家族全員で同じスニーカーを履いたりするようなコーデのことを言います。特にSNSなどを中心に様々なコーデがシェアされており、親の年齢が若いほどお揃いコーデへの興味が高いということが分かりました。

調査図7

※回答者(親の年齢別)/20歳未満:22名、20代:1077名、30代:1442名、40代以上:172名

子どものファッションについての悩み 第1位は「長い期間着られないのに服や靴などの価格が高い」

子どものファッションの悩みについて伺ったところ、第1位は「長い期間着られないのに服や靴などの価格が高い」という結果になりました。男の子のママパパも女の子のママパパも1位~3位は同じ悩みでしたが、男の子のママパパは4位に「異性のコーディネートやスタイリングが分からない」、女の子のママパパは5位に「親が選んだ物を着てくれない・身に着けてくれない」がランクイン。

過去にいただいた先輩ママパパのアイデアとしては、「ポンチョは新生児から3歳くらいまで使える」、「アウターは大きいサイズの物を買う」、「サイズが変えられるオーバーオールを選ぶ」、「女の子ならノースリーブのワンピースなら年間を通して着られる」といった声もありました。

【男の子のママパパの悩み】

1位/長い期間着られないのに服や靴などの価格が高い:47.3%
2位/好みのデザインの服や靴が見つからない:18.2%
3位/服や靴を汚してしまう:16.3%
4位/異性(ママは男の子・パパは女の子)のコーディネートやスタイリングが分からない:12.7%
5位/合わない組み合わせの洋服を着たがる:5.5%

【女の子のママパパの悩み】

1位/長い期間着られないのに服や靴などの価格が高い:45.9%
2位/好みのデザインの服や靴が見つからない:16.4%
3位/服や靴を汚してしまう:14.0%
4位/合わない組み合わせの洋服を着たがる:7.3%
5位/親が選んだ物を着てくれない・身に着けてくれない:4.7%

※複数回答可/ n=1565 (妊娠中を除く)

子どもの服や靴の購入先は、「子ども用品の専門店」と「ファストファッションのお店」が2強

子どもの服や靴の購入・入手先としては、「子ども用品の専門店(アカチャンホンポ、西松屋など)」が71.2%、「ファストファッションのお店(ユニクロ、GU、ZARAなど)」が60.7%(図8)。多くの方がそういったお店で出来る限り安く服や靴を購入していることが分かります。

調査図8

ママパパが子どもの服や靴を購入する際に一番重視するのは、男の子は「価格」、女の子は「デザイン」

子どもの服や靴を購入する際に一番重視することは、男の子と女の子のママパパでは1位が異なる結果に(図9)。男の子のママパパが一番重視するのは「価格」で49.0%、女の子のママパパが一番重視するのは「デザイン」で47.5%。ママパパであれば今後購入する際の参考に、子ども向けアパレル企業などであれば商品企画をする際に参考になるデータであると考えます。

調査図9

子どもの服や靴などを購入する際にデザイン・柄・色などを決めることが多いのは「ママ」が87.0%

子どもの服や靴などを購入する際にデザイン・柄・色などを決めるのは、「ママ」という回答が87.0%と多数派。やはり家庭内での購買はママがお財布を握っているということがこの結果からも明らかになりました。

調査図10

子どもの服や靴を購入する際、自分の子どもの場合とプレゼントの場合では重視するポイントに差がある

子どもの服や靴を購入するのは、自分の子ども以外に出産祝いや誕生日などのプレゼントとして購入するという方が多いと思います。自分の子ども用とプレゼント用では購入する際に重視するポイントが異なるのかを伺ったところ、自分の子どもの服や靴を購入する際には「価格」「デザイン」「機能」、プレゼントの場合は「デザイン」「ブランド」「品質」の順に重視するということが分かりました。

【自分の子ども用を購入する際に重視すること】

1位:価格

2位:デザイン

3位:機能

【プレゼント用を購入する際に重視すること】

1位:デザイン

2位:ブランド

3位:品質

調査図11

服や靴などに年間にかける金額で最も多いのは、子どもも大人も「1万円~3万円未満」

子どもの服や靴などにかける年間の金額が、大人自身と比べてどのくらい異なるのかを調査したところ、子どもにかける金額も大人自身にかける金額も年間「1万円~3万円未満」という回答の割合が一番高くなりました。

調査図12

世帯年収が上がるほど、服や靴などにかける金額も高くなる

世帯年収別では、服や靴にかける子どもの金額と大人自身にかける金額は世帯年収が上がるほど高くなる傾向があることが分かりました。以前、習い事に関する調査をした際に世帯年収と習い事にかける金額の関連性について調べた結果、「世帯年収と習い事にかける金額は関連しない」という結果になりましたが、服や靴に関しては「世帯年収と服や靴にかける金額は関連する」とう結果になりました。

調査図13

今回は子どものファッションについて調査を行いましたが、親の年齢や世帯年収などにより服や靴の購入に対する価値観の違いが表れる結果となりました。今後もママパパを取り巻く実態調査を様々な角度から進めることにより、「子育ての喜びをもっと大きく!」という想いの実現に貢献していきたいと考えています。

本調査の詳細レポート、及び子育てマーケットに関する各種調査・コンサルティング・広告メニュー等についてご関心をお持ちいただいた場合にはお気軽にお問い合わせください。 (コズレ子育てマーケティング研究所 増田)

【出典の記載についてのお願い】

調査結果を利用する際は出典を記載してください。出典の記載例は以下の通りです。

出典:「子どものファッションに関する調査(株式会社コズレ)」(http://cozre.co.jp/blog/)(http://feature.cozre.jp/

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