調査レポート

子育て世帯における「子どもの初めての習い事」 市場調査2024

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1. はじめに

2024年7~8月に実施した『子育て世帯における「子どもの初めての習い事」 市場調査2024』を本日公開する。子どもの初めての習い事は、興味関心の広がりや社会性を育むなどさまざまな役割が期待され、子育て中のママパパにとって非常に関心が高いテーマである。そこで株式会社コズレは、子育て中のコズレ会員を対象に「子どもの初めての習い事」について、利用経験、種別、検討開始時期等の調査・分析を実施した。

本ブログにおいて掲載しているデータは調査の一部である。「5.調査項目」記載のうち、掲載していないデータについては、プロモーション等のご提案の過程でお伝えをしていくので、お問合せいただきたい。

2. 調査

調査主体:コズレ子育てマーケティング研究所
調査方法:インターネット・リサーチ
調査対象:長子が1歳以上のコズレ会員
調査期間:2024年7月25日(木)~2024年8月31日(土)
有効回答者数:197名

3. 結果・考察

約28%が「すでに習い事を経験している」と回答

子どもの習い事の利用経験についての調査では、「させたいと思う」が最も多く約56%、「すでにしている」「したことがある」と回答した人は約28%であり、併せて約85%と習い事への関心の高さが伺える。

初めての習い事は「水泳」「幼児教育系通信講座」がそれぞれ約25

初めての習い事の種別を見ると、「水泳」「幼児教育系通信講座」が25%で最上位に並び、次いで「ピアノ」が約16%だった。月額の調査では「5000円~1万円未満」が最も多く、全体でも1万円を下回る金額を併せると8割強という結果となった。

初めての習い事での検討開始時期・実際の開始時期

0歳前半に検討して0歳代に開始、23歳に検討して3歳が開始の山あり

初めての習い事の検討開始と実際の開始時期の調査では、0歳0~5ヶ月に検討開始し0歳代に開始、2~3歳に検討開始し3歳で開始するという大きな2つの山があることがわかった。

初めての習い事(水泳)について

23歳に検討して3歳で開始する傾向

水泳に絞って見てみると、2~3歳に検討開始する人が多く、3歳で実際に開始する傾向が伺える。検討を始めながら、実際の開始は少し成長を待ってからと考える親も多いことも考えられる。

初めての習い事(通信教育)について

0歳前半に検討して0歳代に開始する傾向

通信教育に絞って見てみると、0歳0ヶ月~5ヶ月で検討開始する人が多く、実際の開始は0歳代が多い傾向が伺える。比較的検討開始から開始が近いと言えるだろう。

初めての習い事(ピアノ)について

23歳で検討して3歳で開始する層が多い

ピアノについて見てみると、2~3歳で検討を開始し、3歳で実際に開始する人が多いことがわかる。水泳と同様に実際に習い始めるのは、少し成長を待ってからという家庭が多いのかもしれない。

させたい習い事は「水泳」が約68%と最上位

親がさせたい習い事の種別では、「水泳」が最も多く約68%、次いで「ピアノ」「英語・英会話」が約35%前後で続く結果となった。

習い事のメリットは「子どもの興味・関心が広がる」が約76

習い事をするメリットについては「子どもの興味・関心が広がる」が約76%で最上位、次いで「自信がつく」「集中力がつく」が続いた。

4.おすすめのプロモーション

調査結果から、子どもの習い事経験がある人は約28%であり、初めての習い事は「水泳」「幼児教育系通信講座」が人気であることがわかった。検討開始時期はそれぞれの習い事で多少の違いはあるが、全体では0歳前半、2~3歳の2つのピークが存在している。また習い事のメリットは「子どもの興味関心が広がる」が最も多く、次いで「自信がつく」「集中力がつく」などが続いている。

以上より、プロモーション施策として子どもの年齢や年収などでターゲティングし、DMやメルマガなどを活用。子どもの興味関心、自信や集中力など成長につながるメリットを重視したアプローチを行い、事前認知を高めていくことが効果的と考えられる。

5.調査項目

●利用経験

●利用経験(年齢別)

●初めての習い事の種別

●初めての習い事の月額

●初めての習い事の検討開始時期・実際の開始時期

初めての習い事の開始理由

●水泳についての検討開始時期・開始時期、開始理由

●通信教育についての検討開始時期・開始時期、開始理由

●ピアノについての検討開始時期・開始時期、開始理由

●希望する利用種別

●習い事にかけても良いと思う月額

●利用するメリット

●利用するデメリット

※本ブログにおいて掲載しているデータは調査の一部。掲載していないデータについては、プロモーション等のご提案の過程でお伝えをしていくので、お問合せいただきたい。

6. おわりに

コズレでは、子どもの年齢をセグメントしたプロモーションはもちろん、商材の特徴とママたちの購買特性を踏まえたきめ細かいプロモーションのご提案が可能です。

「おすすめのプロモーション」でご提案した

・子どもの年齢(月齢)

・世帯年収

などの属性でターゲティングして絞り込んだプロモーションに対応が可能です。
なお、上記はあくまで一例ですのでご希望の属性がある場合にはご相談ください。

プロモーションをご検討の際はぜひお問合せください。

株式会社コズレでは、こうした妊娠中のママや子育て中ママのリアルな声をお伝えすると共に、市場動向を明らかにしていきます。

本調査の詳細レポート、及び子育てマーケットに関する各種調査・コンサルティング・広告メニュー等についてご関心をお持ちいただいた場合にはお気軽にお問い合わせください。(株式会社コズレ 早川)

【出典の記載についてのお願い】
調査結果を利用する際は出典を記載してください。出典の記載例は以下の通りです。

出典:『子育て世帯における「子どもの初めての習い事」 市場調査2024(株式会社コズレ)』https://cozre.co.jp/blog/13608(cozre[コズレ]マガジン http://feature.cozre.jp/

※コズレでは子育て世代の調査・子育て世代向けマーケティングのコンサルティングを承っております。詳細は下記よりお問合せください。

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※「初めての習い事」の2023年市場調査は以下よりご覧いただけます。

「初めての習い事」 市場調査2023はこちら

この記事の著者

株式会社コズレ 取締役 早川修平の写真

著者: 早川 修平(株式会社コズレ 取締役/MBA)

NTT東日本にて法人営業、マーケティング、経営企画を経験後、慶應義塾大学大学院(在学中、米国ノースウェスタン大学ケロッグ経営大学院へ留学)にてMBAを取得。戦略コンサルティングファーム「ローランド・ベルガー」にて自動車・金融業界など幅広いクライアント向けにマーケティング戦略立案、ビジネスプロセス改善の支援に従事。
その後、子育て世代向けWebメディア「コズレ」を創業期から運営責任者として牽引し、会員数100万人超のプラットフォームへと成長させる。累計500件以上の子育て世帯を対象とした市場調査を主導し、育児用品メーカーや子育て関連サービス企業向けに、定量・定性データに基づくマーケティング戦略やプロモーション施策を多数提案・実行している。また、子育て世代の購買行動やニーズを踏まえたマーケティング手法に関するセミナーや講演会の講師も務める。

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