調査レポート

ベビー・子ども服市場調査 年齢上昇に伴う「肌トラブルに配慮された服」における課題とは?

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1.はじめに

子どもの肌トラブルは多くのママパパにとって切実な悩みである。今回実施した「ベビー・子ども服市場調査 年齢上昇に伴う肌トラブルに配慮された服における課題」の結果から、子どもの肌トラブルの実態と、ベビー・子ども服選びの傾向、子どもの年齢上昇に伴う服選びの課題などについて紹介する。

本ブログにおいて掲載しているデータは調査の一部である。「4.調査項目」記載のうち、掲載していないデータについては、プロモーション等のご提案の過程でお伝えをしていくので、お問合せいただきたい。

 

2. 調査

調査主体:コズレ子育てマーケティング研究所

調査日時:2025年2月13日(木)~2025年2月25日(火)

調査方法:インターネット・リサーチ

有効回答者数:471名(長子0歳~8歳の子をもつ女性)

 

3. 結果・考察

3割弱が肌トラブルを抱えており、そのうち乳児湿疹が半数超、乾燥肌が4割

長子0歳~8歳の子どもを持つ女性471名に子どもの肌トラブル状況について聞いた。その結果、約3割の子どもが何らかの肌トラブルを抱えており、そのうち最も多いのは「乳児湿疹」で、肌トラブルがある子どもの半数超である。「乾燥肌」が4割、「おむつかぶれ」「よだれかぶれ」が2割超、「アトピー性皮膚炎」も2割弱存在し、肌トラブルの種類は多岐にわたる。

 

ベビー・子ども服を選ぶ際は、サイズや価格、デザイン/カラーを重要視

ベビー・子ども服を選ぶ際に重視するポイントを聞いたところ「サイズ」が6割強、「価格」「デザイン/カラー」が5割と基本的要素が上位に挙がった。次いで多いのが「着脱しやすい」「洗濯しやすい」など、日常的な扱いやすさに関するポイントで、3~4割のママが重視していることが分かる。子育ての忙しさの中で、実用性も大切な選択基準となっているようだ。

ベビー・子ども服にかける予算は1,000円未満が4割

トップス1枚あたりの予算については、1,000円未満と回答した割合が4割、2,000円未満と回答した割合が4割で、多くの家庭がリーズナブルな価格帯を選んでいることが分かった。

子どもの年齢が上がるにつれて、3割強のママが「肌トラブルに配慮された服」を見つけづらいと感じている

興味深いのは、子どもの年齢が上がるにつれて、3割強のママが「肌トラブルに配慮された服」を見つけづらいと感じている点である。特に肌トラブルを抱える子どもの親にとって、これは大きな課題と言えるだろう。今後は、ベビー服だけでなく、より年齢の高い子ども向けにも、肌トラブルに配慮した服の拡充が期待される。

4.調査項目

●現在お子さま(長子)に肌トラブル(湿疹、アトピー性皮膚炎など)があるか

●具体的にどのような肌トラブルがあるか

●お子さま(長子)の服を選ぶ際に重要視するポイント

●普段、お子さま(長子)の服(トップス1枚あたり)にかける予算はどのくらいか

●お子さま(長子)の年齢が上がるにつれて、「子どもの様々な肌トラブルに配慮された服」を見つけることが難しくなったと感じるか

●年齢が上がるとどのような点で困難を感じるか

●「子どもの様々な肌トラブルに配慮された服(トップス1枚あたり)」を新たに購入するとしたら、いくらまでなら追加して支払うか

 

※本ブログにおいて掲載しているデータは調査の一部。掲載していないデータについては、プロモーション等のご提案の過程でお伝えをしていくので、お問合せいただきたい。

5. おわりに

株式会社コズレでは、こうした子育て中ママのリアルな声をお伝えすると共に、市場動向を明らかにしていきます。

本調査の詳細レポート、及び子育てマーケットに関する各種調査・コンサルティング・広告メニュー等についてご関心をお持ちいただいた場合にはお気軽にお問い合わせください。

(コズレ子育てマーケティング研究所 水島、山内)

 

【出典の記載についてのお願い】
調査結果を利用する際は出典を記載してください。出典の記載例は以下の通りです。

出典:「ベビー・子ども服市場調査 肌トラブルに配慮された子ども服における課題(株式会社コズレ)」https://cozre.co.jp/blog/14154

(cozre[コズレ]マガジン http://feature.cozre.jp/

 

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