1. はじめに
2025年6月~2025年7月に実施した『子育て家庭の6割が孤独感を経験 “頼れる場”としてのオンライン・対面コミュニティニーズ』を本日公開する。育児期は喜びが多い一方で、社会とのつながりが希薄になり孤独を感じるママも少なくない。そこで、コズレ会員を対象に子育て中に感じる「孤独感」の実態や、オンライン・対面のコミュニティへのニーズについて詳しく調査・分析を実施した。
本ブログにおいて掲載しているデータは調査の一部である。「4.調査項目」記載のうち、掲載していないデータについては、プロモーション等のご提案の過程でお伝えをしていくので、お問合せいただきたい。
2. 調査
調査主体:コズレ子育てマーケティング研究所
調査方法:インターネット・リサーチ
調査対象:長子0歳以上の子を持つ女性
調査期間:2025年6月20日(金)~2025年7月2日(水)
有効回答者数:322名
3. 結果・考察
子育て中に「孤独感を感じたことがある」のは6割超
子育て中に「孤独感を感じたことがある」と回答した人は6割を超え、多くのママが育児期に孤独を経験している実態がわかった。
孤独感を感じた場面では「日中、子ども以外と話す機会がない時」が最多で約7割
孤独感を感じた場面として、「日中、子ども以外と話す機会がない時」が最多で約7割、次いで「大変な時に一人で対応していた時」が5割強となり、育児中のコミュニケーション不足や育児の負担を一人で抱える状況が孤独感の主な要因となっていることがわかる。他にも、約3割が「誰にも褒められず、労ってもらえなかった時」や「他に頼れる人・相談できる相手がいないと感じた時」にも孤独感を感じており、日常の小さな承認や助けが得られないことが孤独感を深める要因となっている様子がうかがえる。一方、「他人の子育てや子どもの成長・発達と比べてしまった時」は約1割にとどまった。
孤独感の頻度は「月に数回以上」が約8割
孤独感を感じる頻度では、約8割が「月に数回以上」と回答した。中でも約4割が「週に数回以上」と回答し、その頻度はかなり高いことがわかる。「ほぼ毎日」孤独感を感じる割合も約6%おり、育児期において孤独感が日常的に生じている現状が明らかになった。
子育てについて「相談できる相手がいる」のは約9割
子育てについて「相談できる相手がいる」のは約9割と、孤独感を感じつつも相談相手はいる。相談相手としては、「パートナー(夫)」が最も多く、次いで「自身の親」となりいずれも約7割であった。家族以外では、「友人(妊娠以前の友人)」が約4割、「ママ友(妊娠以降の友人)」が2割弱と、妊娠以前だけでなく妊娠以降にできた友人にも相談する傾向が見られた。いずれも専門家より高い割合となっており、身近な存在に頼る傾向が強いことが示されている。
約7割が「子育てに関するSNSやアプリ」を利用
子育てに関するSNSやアプリの利用経験では、約7割が「利用している」と回答した。中でも「Instagram」が約8割と最も多く、次いで「ママ向けの情報提供アプリ」「育児日記や子どもの記録を管理できるアプリ」「妊娠・育児期に特化した情報提供サイト」が多かった。これらは、YouTube、X(旧Twitter)、TikTokなどのその他SNSに比べて利用率が高い傾向が見られた。これらの結果から、情報収集のツールとして、Instagramやママ向けのアプリ、特化型サイトが特に重視されていることがわかる。視覚的にわかりやすく、共感を得やすいInstagramはもちろん、育児に特化したアプリやサイトは必要な情報を効率的に得られる手段として支持されている。一方で、YouTubeやX、TikTokなどのその他SNSは参考にされるものの、利用率は比較的低い傾向にあった。
「オンラインコミュニティ」により5割以上が孤独感軽減
「オンラインコミュニティ」により、5割以上が「孤独感が軽減した」と回答した。「軽減されなかった」と回答したのは1割未満であり、オンラインコミュニティには孤独感を和らげる効果が期待できることがわかる。
「対面やオンラインで繋がれる場」「信頼できる情報」への需要大
子育て中の孤独感を軽減するために希望するサポート・仕組みとして、「対面で育児について自由に話せる場」が3割超と最も多く、他にも「同じ悩みを持つ人と繋がれるコミュニティ」や「オンラインで育児について自由に話せる場」が挙げられ、共感やつながりを重視する傾向がうかがえる。また、「信頼できる育児情報が集まるサイト/アプリ」や「忙しいママ向けの時短グッズやサービスの紹介」も約3割であり、短時間で確かな情報を得たいという要望が見られた。
さらに、「夜間や休日でも相談できるチャット/電話対応」や「専門家への無料相談窓口」は3割弱であった。子育ての相談相手として専門家の割合は低いものの、ハードルを下げる仕組みづくりが今後の課題であることが示唆される。
4. 調査項目
● 子育て中の「孤独感」経験有無
● 孤独感を感じた場面
● 孤独感を感じる頻度
● 子育てについての相談相手
● 子育てに関するSNSやアプリの利用経験
● オンライン・対面コミュニティへの需要
※本ブログにおいて掲載しているデータは調査の一部。掲載していないデータについては、プロモーション等のご提案の過程でお伝えをしていくので、お問合せください。
5. おわりに
コズレ子育てマーケティング研究所では、こうした妊娠中のママや子育て中ママのリアルな声をお伝えすると共に、市場動向を明らかにしていきます。
本調査の詳細レポート、及び子育てマーケットに関する各種調査・コンサルティング・広告メニュー等についてご関心をお持ちいただいた場合にはお気軽にお問い合わせください。
(コズレ子育てマーケティング研究所 村尾、早川)
【出典の記載についてのお願い】
調査結果を利用する際は出典を記載してください。出典の記載例は以下の通りです。
出典:『子育て家庭の6割が孤独感を経験 “頼れる場”としてのオンライン・対面コミュニティニーズ(株式会社コズレ)』https://cozre.co.jp/blog/15614
(コズレ子育てマーケティング研究所 http://www.cozre.co.jp/blog/)
(cozre[コズレ]マガジン http://feature.cozre.jp/)