1. はじめに
今回は2023年4~5月に実施した「レトルト離乳食 市場調査2023」について本日、公開する。
忙しいママパパにとってレトルト離乳食は子育ての大事なサポートアイテムであり、商品購入への関心は高いと言える。そこで株式会社コズレでは子育て中のママに焦点をあて、レトルト離乳食の購入動向について調査・分析を実施した。
なお、本ブログにおいて掲載しているデータは調査の一部である。「5.調査項目」記載のうち、掲載していないデータについては、プロモーション等のご提案の過程でお伝えをしていくので、お問合せいただきたい。
2. 調査
調査主体:株式会社コズレ
調査方法:インターネット・リサーチ
調査対象:産後の女性
調査期間:2023年4月27日(木)~2023年5月6日(土)
有効回答者数:324名
3. 結果・考察
産後7ヶ月以降で購入経験が増加、1歳以降でほぼ100%購入経験あり
購入経験についての質問では、購入経験があると答えたママが産後7~8ヶ月で約80%、1歳0~5ヶ月になるとほぼ100%になった。産後7ヶ月からの増加は離乳食が中期に入り、食べられる量や種類、離乳食の回数が増えることに伴うものと考えられる。1歳以降でのさらなる増加は、離乳食完了期を迎えてさらに食べる量や種類が増えること、おでかけの機会が増加することなど、成長や生活の変化が影響していると思われる。
初回購入はキユーピー、和光堂が大部分を占める
初回購入製品についての質問では、シェアの大部分をキユーピーと和光堂が占める圧倒的な結果になった。どちらも複数の製品で人気を集めており、離乳食分野での知名度の高さやブランドへの安心感などが影響していると思われる。
ブランドスイッチの経験は産後9ヶ月以降で約8割
初回と違うブランドを購入した経験についての質問では、「ブランドスイッチの経験がある」と回答した割合が産後9ヶ月で約8割と高くなり、多くの人がブランドスイッチを経験していることがわかった。本調査では、さらにブランドの認知率や検討時期、購入チャネル、ブランドスイッチ後の購入動向などを詳しく調査、分析している。
4. おすすめのプロモーション
調査結果から、レトルト離乳食の購入動向には子どもの成長による離乳食の進行と、ママたちのブランド認知や価格、製品特長などが深く関係していることがわかった。このことを踏まえ、各タイミングのターゲットを絞り込み、子どもの成長ステージとママの購買特性にフィットするプロモーションを実施することが推奨される。
5.調査項目
初回購入に関する項目
●購入経験
●シェア
●検討開始・購入時期
●認知率(月齢別認知度)
●検討期間
●購入チャネル
●購入理由・最重視理由
●ブランド別の検討率
●ブランド別の購入率
ブランドスイッチに関する項目
●ブランドスイッチの経験
●ブランドスイッチにおける購入理由
●スイッチ元のシェア
●スイッチ先のシェア
※本ブログにおいて掲載しているデータは調査の一部。
掲載していないデータについては、プロモーション等のご提案の過程でお伝えをしていくので、お問合せいただきたい。
6. おわりに
コズレでは、子どもの年齢をセグメントしたプロモーションはもちろん、製品特長とママたちの購買特性を踏まえたきめ細かいプロモーションのご提案が可能です。プロモーションをご検討の際はぜひお問合せください。
株式会社コズレでは、こうした妊娠中のママや子育て中ママのリアルな声をお伝えすると共に、市場動向を明らかにしていきます。
本調査の詳細レポート、及び子育てマーケットに関する各種調査・コンサルティング・広告メニュー等についてご関心をお持ちいただいた場合にはお気軽にお問い合わせください。(株式会社コズレ 早川・槇本)
【出典の記載についてのお願い】
調査結果を利用する際は出典を記載してください。出典の記載例は以下の通りです。
出典:「レトルト離乳食 市場調査2023(株式会社コズレ)」
https://cozre.co.jp/blog/9563
(cozre[コズレ]マガジン http://feature.cozre.jp/)