【はじめに】
9月の第3月曜日は敬老の日。ギフトショップなどでは敬老の日特集なども多く組まれているが、ママパパは子どもの祖父母に当たる自分たちの両親に、プレゼントを贈っているのだろうか。
そこで、本レポートでは「敬老の日」に関し調査を行った。
【調査】
弊社コズレ子育てマーケティング研究所では、2018年8月20日(月)から2018年8月28日(火)にかけて、敬老の日に関するアンケート調査をインターネット上で行った。調査対象は1歳以上の子どもがいるママで、「子どもが生まれた後、子どもの祖父母に敬老の日のプレゼントは送ったか」等について質問をした。有効回答者数は1287名であった。
【分析と結果考察】
前年の敬老の日を迎えた時点で子どもが生まれていた、長子が1歳以上の子を持つママパパに限定して調査を行った。
まずは、「子どもが生まれた後、子どもの祖父母に当たる自分たちの両親にプレゼントを贈ったか」という設問に対する回答結果がこちら。
様々な場所で敬老の日ギフトについてのキャンペーンや特集記事を見るが、実際にプレゼントを贈った割合は半数に満たないという結果となった。敬老の日に何かを贈る、という習慣自体が、そこまで広く浸透していないことが伺える。
次に、プレゼントを贈ったと答えたママパパに対しては、予算についても聞いてみた。
3,000円台までの割合が8割を超える結果となっており、敬老の日にはあまり高価なものは贈らない傾向があるようだ。あまり高価なものを贈ると気を遣わせるかもしれない、という心理も働いているかもしれない。
最後に、具体的に何を贈ったかを自由記述形式で回答してもらった結果がこちらだ。
プレゼントに関する単語の出現頻度を多い順に、上位10個までをピックアップした。写真が圧倒的だが、それ以外にも似顔絵、手形、アルバムなど、お金のかからないもので、かつ子どもに関係するものが上位を占めている。やはり、「孫からの贈り物」とした方が喜ばれるのだと思われる。
このようにコズレでは、会員向けのアンケートを利用したマーケティング調査も行っているので、是非ご活用を検討していただきたい。
本調査の詳細レポート、及び子育てマーケットに関する各種調査・コンサルティング・広告メニュー等についてご関心をお持ちいただいた場合にはお気軽にお問い合わせいただきたい。
(コズレ子育てマーケティング研究所 前田)
【出典の記載についてのお願い】
調査結果を利用する際は出典を記載してください。出典の記載例は以下の通りです。
出典:「敬老の日に関する調査(株式会社コズレ)」 http://www.cozre.co.jp/blog/1538/
(コズレ子育てマーケティング研究所 http://www.cozre.co.jp/blog/)
(cozre[コズレ]マガジン http://feature.cozre.jp/)