2026年9月~10月にかけて実施した『「育児用品の値上げ」意識調査2026』の調査結果レポートを公開する。
物価上昇が長期化するなか、育児用品メーカーにとって価格改定は避けられない課題となっている。問われるのは、何%までの値上げなら受け入れられるのかという許容の分岐点と、それを超えたとき生活者がブランドを切り替えるのか、購入先や購入タイミングを変えるのかという意思決定プロセスである。あわせて、購入前にブランドを決める層と決めない層それぞれのブランド選定の決め手を押さえることが、価格改定と販促設計を両立させる前提となる。
本調査は、第一子妊娠中および末子0〜1歳の子を持つ女性448名を対象に実施し、前回2025年調査(923名)との比較も行った。紙おむつ・粉ミルク・AB型兼用ベビーカーの値上げ許容度を価格帯別に測定し、許容層にはその理由を、許容できない層には切り替え先や購買行動の変化を聴取している。さらに品目別のブランド事前決定率や、値上げされてもお金をかけたい/節約したい育児用品も把握し、値上げによる購入障壁の実態と訴求タイミングの最適化に役立つデータを提供する。
Index
・1年前と比べた物価の実感
・1年前と比べた暮らし向き(家計の状態)の変化
・1年前と比べた世帯の支出の変化
・育児用品(粉ミルク、紙おむつ、おしりふき、ボディソープ、スキンケア剤、市販の離乳食・幼児食、子ども用ハブラシ、子ども服/肌着、おもちゃ)購入時のブランド事前決定状況
・ブランドをひとつに決めてから購入している理由
・ブランドをひとつに決めずに購入している理由
・大型育児用品(ベビーカー、抱っこひも、チャイルドシート)購入時のブランド候補の事前決定状況
・ブランド候補を決めてから購入した理由
・ブランド候補を決めずに購入した理由
・育児用品の値上げ許容度(紙おむつ、粉ミルク、AB型兼用ベビーカー)
・値上げを許容できる理由(紙おむつ、粉ミルク、AB型兼用ベビーカー)
・値上げを許容できない場合の商品選択(紙おむつ、粉ミルク、AB型兼用ベビーカー)
・値上げされてもお金をかけたい育児用品
・値上げされた場合に節約すると思う育児用品
・値上げの見返りとしてブランド/メーカーに求める機能・品質・サービス(自由回答)
・子育て・消費に関する意識
