子育て世帯における「ハウスクリーニング」利用　市場調査2024

１． はじめに

2024年9～10月に実施した『子育て世帯における「ハウスクリーニング」利用　市場調査2024』を本日公開する。お腹が大きくなる妊娠中や、仕事・育児に忙しい子育て中のママパパにとって、掃除は負担が大きい家事のひとつであり、ハウスクリーニングは非常に関心が高い商材である。そこで株式会社コズレは、妊娠中・子育て中のコズレ会員を対象に「ハウスクリーニング」について、利用経験、検討開始時期、利用理由等の調査・分析を実施した。

本ブログにおいて掲載しているデータは調査の一部である。「５．調査項目」記載のうち、掲載していないデータについては、プロモーション等のご提案の過程でお伝えをしていくので、お問合せいただきたい。

２． 調査

調査主体：コズレ子育てマーケティング研究所
調査方法：インターネット・リサーチ
調査対象：妊娠中・子育て中のコズレ会員
調査期間：2024年9月11日（水）～2024年10月9日（水）
有効回答者数：781名

３． 結果・考察

利用経験「ある」と約7%が回答

ハウスクリーニングの利用経験が「ある」と回答した人は約7％だった。検討期間は「4～7日（1週間以内）」が約24％が最も多く、「即決」や「2～3日」も併せると1週間以内の人が過半数を占めている。

「妊娠前」が最多、次いで「妊娠後期」が多い

検討開始時期についての調査では、妊娠前が約47％が最も多く、次いで「妊娠後期（妊娠8～10ヶ月）」が約20％と続いた。赤ちゃんを迎える前に家をきれいにしておきたいニーズが伺える。

「必要性を感じたら」が最多、次いで「年に1回」

利用頻度の調査では、「汚れが気になったら、必要性を感じたら」が40％で最も多く、次いで「1年に1回程度」が20％であった。妊娠前後での利用頻度の変化については「変化はない」が最多となっている。

認知度は「おそうじ本舗」が最上位

認知している業者については「おそうじ本舗」が約61％で最も多く、次いで「ダスキンサービスマスター」が約59％、「くらしのマーケット」が約35％で続く結果となった。

初回利用シェアは「おそうじ本舗」「ダスキンサービスマスター」「くらしのマーケット」 が上位

実際に利用した業者の調査でも「おそうじ本舗」「ダスキンサービスマスター」「くらしのマーケット」が上位に並んでおり、認知業者と同様の傾向が見られる。また、居住地の個人業者の利用が多いことも注目される。

業者選択理由は「自分では掃除できない場所や汚れ」「妊娠出産を機に衛生面が気になった」が上位

業者の利用理由の調査では、「自分では掃除できない場所や汚れがある」が約63％で最も多く、次いで「妊娠、出産を機に衛生面が気になった」が約33％、「料金が安い、割引やキャンペーンがある」が約31％となった。

利用者のうち定期的に利用していると約20%が回答