調査レポート

乳幼児用歯ブラシ 市場調査2023

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1. はじめに

今回は2023年4月に実施した「乳幼児用歯ブラシ 市場調査2023」について本日、公開する。乳幼児の歯のケアは子どもの健康を守る上で大事なものであり、ママたちの歯ブラシ選びの関心度は高いと言える。そこで株式会社コズレでは妊娠中のママ、子育て中のママに焦点をあて、乳幼児の歯ブラシ購入動向について調査・分析を実施した。
なお、本ブログにおいて掲載しているデータは調査の一部である。「5.調査項目」記載のうち、掲載していないデータについては、プロモーション等のご提案の過程でお伝えをしていくので、お問合せいただきたい。

2. 調査

調査主体:株式会社コズレ
調査方法:インターネット・リサーチ
調査対象:妊娠中~子育て中の女性
調査期間:2023年4月6日(木)~2023年4月8日(土)
有効回答者数:610名

3. 結果・考察

初回購入ではピジョンのシェアが圧倒的。ライオン、西松屋、コンビと続く

初回購入シェアについての調査では、ピジョンが49%、ライオンが11.7%、西松屋が9.7%、コンビが6.7%と続き、ピジョンの圧倒的なシェアの高さが目立った。価格とシェアのバランスを分析した図2では、形状が特殊なタイプはやはり価格が高め、形状が普通のタイプは低めの価格帯に集中。シェアを広げているピジョンは、形状が特殊タイプでありながら価格とのバランスが取れていることがわかる。

1歳半以降になると6割がブランドスイッチの経験あり

ブランドスイッチについての質問では、「初回購入と別ブランドの購入経験がある」と回答したママが、1歳6ヶ月~1歳11ヶ月で60%を超える結果になった。歯の本数が増える、口腔ケアが本格化するなど子どもの成長による変化が影響していることが考えられる。本調査では、さらに商品の形状とシェアの関連性、初回購入時とスイッチ時の重視ポイントの変化、各タイミングごとのシェアの移り変わりなども調査、詳しく分析している。

4.おすすめのプロモーション

調査結果から、乳幼児用歯ブラシは子どもの成長に合わせて、商品を選択するにあたって重視する基準など、ママの購買特性が大きく変化することがわかった。このことを踏まえ、各タイミングのターゲットを絞り込み、子どもの成長ステージとママの購買特性にフィットするプロモーションを実施することが推奨される。

5.調査項目

初回購入に関する項目

●購入経験

●シェア

●検討開始・購入時期

●認知率(月齢別認知度)

●検討期間

●購入理由・最重視理由

●ブランド別の検討率

●ブランド別の購入率

ブランドスイッチに関する項目

●ブランドスイッチの経験

●ブランドスイッチにおける購入理由

●スイッチ元のシェア

●スイッチ先のシェア
※本ブログにおいて掲載しているデータは調査の一部。
 掲載していないデータについては、プロモーション等のご提案の過程でお伝えをしていくので、お問合せいただきたい。

6. おわりに

コズレでは、子どもの年齢をセグメントしたプロモーションはもちろん、製品特長とママたちの購買特性を踏まえたきめ細かいプロモーションのご提案が可能です。プロモーションをご検討の際はぜひお問合せください。

株式会社コズレでは、こうした妊娠中ママや子育て中ママのリアルな声をお伝えすると共に、市場動向を明らかにしていきます。

本調査の詳細レポート、及び子育てマーケットに関する各種調査・コンサルティング・広告メニュー等についてご関心をお持ちいただいた場合にはお気軽にお問い合わせください。(株式会社コズレ 早川・槇本)

【出典の記載についてのお願い】
調査結果を利用する際は出典を記載してください。出典の記載例は以下の通りです。

出典:「乳幼児用歯ブラシ購入動向調査2023(株式会社コズレ)」
https://cozre.co.jp/blog/9527
(cozre[コズレ]マガジン http://feature.cozre.jp/

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