調査レポート

「ベビー・子ども用品買取サービス」市場調査2023

  • LINEで送る

1. はじめに

2023年9月に実施した『「ベビー・子ども用品買取サービス」市場調査2023』を本日、公開する。妊娠・出産以降、子育て世帯では数多くの子育てアイテムを継続的に購入していく。そのため、ママたちにとって不要になったアイテムを整理することができる「ベビー・子ども用品買取サービス」は関心の高いサービスの1つといえる。そこで株式会社コズレは、産後のママを対象にベビー・子ども用品買取サービスの市場動向について調査・分析を実施した。

本ブログにおいて掲載しているデータは調査の一部である。「5.調査項目」記載のうち、掲載していないデータについては、プロモーション等のご提案の過程でお伝えをしていくので、お問合せいただきたい。

2. 調査

調査主体:コズレ子育てマーケティング研究所
調査方法:インターネット・リサーチ
調査対象:1歳以上の第一子を持つ子育て中の女性
調査期間:2023年9月8日(金)~2023年9月19日(火)
有効回答者数:404名

3. 結果・考察

約38%がベビー・子ども用品買取サービスの利用経験あり

1歳以上の子を持つママの約38%が「子ども服・育児用品」を売却したことがあると回答。ベビー・子ども用品買取サービス買取サービスの利用が、一定浸透していることがうかがえる。

直近1年の利用は「子ども服」が約76%、「育児用品」は約65%

 

利用経験がある方のうち、約76%が子ども服を、約65%が育児用品を直近1年間で売却していることがわかった。子ども服や育児用品は、成長に伴って短いスパンで利用できなくなるアイテムが多いジャンルである。こうした性質が利用頻度に影響していると考えられる。

利用サービス種別はフリマアプリが最も多く、次いでリサイクルショップの実店舗

 

利用サービス種別は、フリマアプリが「利用したことがある」「最もよく利用」共に最も高い割合。次いでリサイクルショップの実店舗が続く結果となった。

認知度はメルカリが約9割、実店舗系はセカンドストリートが3位に

 

各サービスの認知度は、メルカリが90.6%と最も高く、続いてラクマ、セカンドストリートとなった。実際の利用サービスでも3者が上位を占め、同様の傾向となっている。実店舗系ではセカンドストリートが最も高い割合となった。

売却商品は「子ども服(普段着)」が約8割を占める

売却した商品の種別は、「子ども服(普段着)」が最も高く、約8割を占めた。2位が「子ども服(おでかけ着)」で45.4%、3位は「おもちゃ」で34.2%。普段着・おでかけ着が上位を占め、子ども服の売却が目立つ結果となった。

サービス利用理由は「成長してサイズアウトした」「使わなくなった」「使用可能な月齢・年齢が過ぎた」が多数

売却した理由は、1位が「成長してサイズアウトしたから」で64.5%、2位が「使わなくなったから」で47.4%、3位が「使用可能な月齢・年齢が過ぎた」で36.8%となった。乳幼児期は成長が早いため、子ども服のサイズアウトが頻繁に生じることが大きく影響していると考えられる。

4.おすすめのプロモーション

調査結果から、ベビー・子ども用品買取サービスを利用した人は約38%であること、売却商品は約8割が「子ども服(普段着)」であることがわかった。また、サービスの利用理由で最も多かったのは、「成長してサイズアウトしたから」であり、乳幼児期の成長スピードが高頻度での利用に大きく影響していることが想定される。そして、多くのママが買取サービスを利用することから、中古・リユース品の買取業者にとっては、妊娠・出産は新規ユーザーを獲得する機会であると考えられる。

効率よくユーザー獲得を行うには、利用検討を行う適切なタイミング・属性でプロモーションのターゲットを絞り込み、各セグメントで重視されるサービス選択基準によりそった役立つ情報を提供することが重要である。

なお、出産後の利用時期、サービス利用の選択基準、などについては、ご提案時のプロモーションのプランニングの過程で調査結果を提示させていただきたい。

5.調査項目

●売却経験

●利用時期

●利用頻度(子ども服・育児用品)

●利用サービス種別

●認知度

●利用サービス

●選択基準

●売却商品

●売却した理由

※本ブログにおいて掲載しているデータは調査の一部。
掲載していないデータについては、プロモーション等のご提案の過程でお伝えをしていくので、お問合せいただきたい。

6. おわりに

コズレでは、子どもの年齢をセグメントしたプロモーションはもちろん、商材の特徴とママたちの購買特性を踏まえたきめ細かいプロモーションのご提案が可能です。

例えば、ベビー・子ども用品買取サービスの場合、
・妊娠月齢/子どもの月齢

・住所(居住地域)

・世帯年収

などの属性でターゲティングして絞り込んだプロモーションがおすすめです。
なお、上記はあくまで一例ですのでご希望の属性がある場合にはご相談ください。

プロモーションをご検討の際はぜひお問合せください。

株式会社コズレでは、こうした妊娠中のママや子育て中ママのリアルな声をお伝えすると共に、市場動向を明らかにしていきます。

本調査の詳細レポート、及び子育てマーケットに関する各種調査・コンサルティング・広告メニュー等についてご関心をお持ちいただいた場合にはお気軽にお問い合わせください。(株式会社コズレ 早川・槇本)

【出典の記載についてのお願い】
調査結果を利用する際は出典を記載してください。出典の記載例は以下の通りです。

出典:『「ベビー・子ども用品買取サービス」市場調査2023(株式会社コズレ)』
https://cozre.co.jp/blog/10486(cozre[コズレ]マガジン http://feature.cozre.jp/

調査レポートのダウンロードはこちら

  • LINEで送る

コズレは子育て世帯マーケティングの
新たな視点をご提供します

自社や自社製品・サービスが、どのように認知されているのかを知りたい方、そもそもどのように消費者に認知させるべきなのか、もしくはプロモーション策を立てる必要があるのか等でお悩みの方は、ぜひともコズレ子育てマーケティング研究所にご連絡ください。
新たな視点をご提供させていただきます。また、具体的企業名など、本調査の詳細レポート等はお気軽にお問い合わせください。

お問い合わせはこちら